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飛騨古川

2004年10月12日(火)

飛騨古川は、出格子のある商家や白壁土蔵の造り酒屋が連なり、しっとりとした風情を味わうことができます。
起し太鼓で知られる古川祭や千本のろうそくがともられる三寺まいりなどの祭りも有名です。
NHK朝の連続ドラマ小説「さくら」の舞台となったところでもあります。
飛騨古川に行ったのは、ドラマの影響がかなり大きかったかもしれません。素敵な街だなといつも思っていたので。
とても小さい街ですが、是非一度訪れてみる価値はあります。

09:10 高山駅から普通列車に乗り、約20分で飛騨古川駅に到着。
高山と違ってとてものどかなところです。平日ということもあり、ほとんど人はいませんでした。

瀬戸川・白壁土蔵街
メイン観光スポットの「瀬戸川・白壁土蔵街」です。
瀬戸川は武家屋敷と町人町の境界として作られた用水路となっています。
私はこの景色が見たかったのです!いったいここを何往復したことでしょう…

瀬戸川では春から秋にかけて1000尾もの鯉が泳いでいます。
「鯉のエサ」も売っていました(写真右)。
観光客が増え、鯉も太ってきてエサの制限もあるとか。
実際、エサを買って鯉に与えてみましたが、競い合ってエサを取り合うという光景は見られませんでした。

三嶋屋
江戸時代から続く老舗の和ろうそく店です。
NHK朝の連続ドラマ小説「さくら」で主人公さくらが下宿していた家です。
一時期は観光客でごった返し、ろうそくもすぐに売れ切れる状態が続いていたようです。

本光寺
川の向こう側に見えるのが本光寺です(写真左)。
1月15日の三寺まいりには参詣に訪れる人でにぎわいます。
写真右の手前に見える橋が今宮橋、遠くに見える橋が霞橋です。

本光寺近くにある「野麦峠文学碑」(写真左)。
瀬戸川沿いには、江戸グッズを売っている「職人ぎゃらりぃ小江戸の店優騎」があります(写真右)。
ここはNHK朝の連続ドラマ小説「さくら」で数学教師を演じた荒木優騎氏のお店です。
本当は店に入ってみたかったのですが、他にだれも客なくひっそりしていたので諦めてしまいました。

ここまで飛騨古川の町を歩くこと約1時間。
帰りの特急列車の時間までの5時間ぐらいこの飛騨古川で時間をつぶすつもりでしたが…
もう全部見尽くした〜ということで高山に戻り、再びさんまちストリートへ。
平日だしすいていると思ったら、小学生や中学生の修学旅行生がウヨウヨ。休日とはちょっと違う光景が見られました。

14:42 高山発「ワイドビューひだ12号」に乗車です。
この電車に乗り遅れると、今日中に家に着くことができません。
帰りの列車もグリーン車です。
行きのグリーン車の乗り心地があまりにもよかったので、前日乗車変更してしまいました。

17:09 名古屋駅に到着。
新幹線の乗車時間まで約1時間。改札を出て、名古屋の外の空気を吸ってきました。
駅ビルには大きな高島屋が。なぜか「ういろう」をおみやげに買ってしまった私です。

23:30 家に着いたのが夜11時30分。
移動時間だけで約9時間!
新幹線だけの移動だと八戸から博多まで行けてしまいます。じゃあ、今度は九州へ!?


さっちの飛騨旅行記は終わりです。
ここまでお付き合いありがとうございました。
次回はどこに行こうかな。
金沢にも行きたいと思っていたのですが、高山ですれ違った人が「金沢と同じ雰囲気だね」と言っているのを聞いてしまい、あちゃ〜と思った次第。でも高山には兼六園ないし(笑)。う〜ん、しばし検討します。